お待たせしました!!
坂本文郎氏による2022年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ.ジェネシスの楽曲分析(アナリーゼ)です。
この曲を課題曲に選ぶ動機として以下の点が考えれるのではないでしょうか。
・時間が3分程度と短めである
・テンポがそれほど速くない
・小節数が少ない
しかし、練習にはかなり時間が掛かる曲ということを申し上げたいと思います。
何故時間が掛かるのか…
その多くの問題は和声の構造にあります。
構成音が3和音以内であれば素直に響きが得られますが、この曲は4声以上の複雑な和音で構成されています。
多数の音によって構成される和音は柔らかく幻想的な響きを表現しやすい特徴があります。
反面テンポが重たくなりやすい、響きが得難い、音量が出しにくい等の課題が出てきます。
次回からの分析では和声構造に焦点を当てた解説を中心に述べたいと思います。
お楽しみに!!
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